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スカーレット・ウィザード

2012年02月01日 23:39

前回「ムシウタ」シリーズで容赦ない死亡ラッシュと夢潰える若者たちを目の当たりして、沈んでいた気分を盛り上げるためにチョイスしたのが茅田砂胡の『スカーレット・ウィザード』シリーズ。実は学生時代に薦められて借りて読んだことがある。ただ記憶力に乏しいゆえに、荒唐無稽なスペースオペラ(+夫婦漫才)だった、というような印象しか残っておらず、もう一度読んでみたいなと思っていた。そこに電子書籍でそろっているのを見かけて、思わず買ってしまったのだった。


ゲートと呼ばれる、遠く離れた空間をつなげるゆがみ(ワープポイント)が宇宙に点在し、人類が銀河のあちこちの惑星でそれぞれの文化を発展させている時代。宇宙海賊ケリー(30歳前後)は、宇宙に生きる男たちにキングと称えられるほどの船乗りだ。バケモノ級の操縦技術と自分しか知らないゲートを使って、宇宙連邦政府の追跡の手を十何年もの間逃れてきている。海賊王と異名を持つものの手下は一人もおらず、唯一の相棒も宇宙船の感応頭脳(規格外)であるダイアナ・イレヴンスだけ。ケリーの腕前に惚れ込んで、手を組もうとした名の有る海賊たちは数多くいたが、そのどれの誘いにも乗らず一匹狼を貫いている。そんなケリーの前に超巨大財閥の創始者の一人娘であり現総帥であるジャスミン・クーア(28歳)が現れ、自分と結婚する契約を一年間結んで欲しいと迫る・・・。権力欲しさに陰謀を企むクーア財団幹部たちを相手にジャスミン&ケリーの常識を無視した戦いが始まった。


二人の主人公が30前後の男女なので若さへの嫉妬に狂うことなく安心して読める。またケリーとジャスミン両名とも殺しても死なない級の強さなので安心して読める。むしろ敵に同情してしまいそうになるほどのぶっちぎりの破壊力でスカッとすることこの上ない。細かいSF的考証などは気にせずに、ノリと勢いと笑いでガンガン読むべし。ムシウタ症候群の回復薬にまさにうってつけだった。(正確に言うと4巻ぐらいまでは、だけど・・・。シリーズ終盤はシリアス展開、涙あり。)

外伝まで読んで、著者のほかのシリーズとクロスオーバーしていると知る。というわけで今現在は『デルフィニア戦記』シリーズ(全18巻+外伝)を読み始めている。ファンタジー物はあまり嗜んでこなかった私だが、こちらもノリでじゃんじゃん読んでしまっている。このあとに『暁の天使たち』シリーズ(全6巻+外伝)、『クラッシュ・ブレイズ』シリーズ(全16巻)、そして『天使たちの課外活動』(刊行中)と続くらしい。当分楽しめそうだけど、早くジャスミン&ケリーに再会したい。


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    前回「ムシウタ」シリーズで容赦ない死亡ラッシュと夢潰える若者たちを目の当たりして、沈んでいた気分を盛り上げるためにチョイスしたのが茅田砂胡の『スカーレット・ウィザード』...




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