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ChainLPで青空文庫をSony Reader用にがっつりPDF化

2011年11月19日 15:50

前回Sony Readerに青空文庫作品をPDFにして入れたりしていろいろ遊んでいると書いた。だけど青空文庫って一作品一ファイルだから、短編とかだとファイルが大量になって、管理するのがちょっとめんどくさいのよね。って思ってたらChainLPには複数の青空文庫ファイルをひとつのファイルに結合する機能があった。以下自分用メモをかねて紹介。

事前準備としてChainLPを用意し必要なdllを導入(ChainLP.txtを参照)。詳細設定の青空テキスト設定をいじる。作品にもよるが、目次変換は感度が高すぎるといやなので「見出しのみ」にしてみたり、少し試行錯誤が必要か。
解像度はSony Readerの場合584x754。ファイル出力設定のPDF設定のページサイズ補正は、0.999のほうがSony Readerには都合が良いかもしれない。整数だとReaderで読むときに小さく表示されてしまうようだ。私の場合最初2.0にしてあったのだけど、目次を呼びだすと表示が左上に四分の一ほどに縮小されてしまうことがあった。

フォントも設定できるが、iTextSharpでChainLPから直接フォントを埋め込んでPDFを作成する場合、縦書きフォントに対応していないため、フォントによっては多少がたつきが見られることがあるみたいだ。
PDF作成を仮想プリンタを介して行う場合は、事前に仮想プリンタソフトをインストールする必要がある。私が使ってみたのはCubePDFというフリーソフト。フォント埋め込みもできる。CubePDFを使う場合は、CubePDFのほうでタイトルや著者名などのプロパティを入れなおさないといけないっぽい。


ChainLPのメニューバー>ツール>青空バッチ
で青空文庫の作者別作品一覧にアクセスできる。
そこからひとつのPDFにまとめたい作品を複数選択。
リストからの削除は編集ボタンorダブルクリックしたあと、削除ボタンから。
リスト内での並び替えは出来ないようなので、選択するときに順番を考える。

出力ボタンで出力先フォルダを指定。
結合出力の欄のタイトルと著者等を必要に応じて編集。
んで、結合をポチるとダウンロード&変換が始まってしばし待てばPDFが出来上がる。
各ファイルのタイトルが、目次の大見出しになる。その下に認識した章がぶら下がる。

試しに横光利一の作品を全部まるっと結合して3000ページ近いPDF(12MB)を作ってみたが、Sony Reader T1で問題なく読めた。目次から、各作品へジャンプ可能。Readerの上での文字・文章選択、辞書検索、ハイライトOK。ただし、ページめくり方向は設定にかかわらず逆になってしまう(PDFでめくり方向が反映されないのはReaderの仕様?らしい)。気になるのなら大本の設定(アプリケーションの設定>書籍/定期購読>ページめくり)で逆に出来る。


ちなみに表紙を変えたい場合は、ChainLPフォルダ内にあるcover.jpgを差し替えればよい。(もしくは青空txtの中に、タグで任意の画像リンクを追記するとか?)



関連記事:
本を読みたい。ただそれだけ。
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猫語の教科書

2011年11月13日 19:08

猫語の教科書 (ちくま文庫)猫語の教科書 (ちくま文庫)
(1998/12)
ポール ギャリコ、スザンヌ サース 他

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£YE SUK@NT MUWOQ

Q Nab8al Dir Kottebs Dra7d abd J1/4nl4dd ca6s
B7

When I wad z vety ypung kotteb 9 jad tje mosfortine ti lise mt motjer abd fymd mys4lf akone 9n tji worlf zt tje aye if s9x w44ks.



という一見なにが書かれているのかわからないような原稿を受け取ったポール・キャリコ。これは文字と記号が入り混じった高度な暗号文ではなく、ただタイプライターの打ち間違いが非常に多いだけであった。上の文章の間違いを正すと(たぶん)下記のようになる。

THE SILENT MIAOW
A Manual For Kittens, Strays and Homeless Cats
BY

When I was a very young kitten I had the misfortune to lose my mother and find myself alone in the world at the age of six weeks.

この原稿を書いたのはなんと人間ではなく、一匹の頭の良いメス猫であるらしい。猫の前足でタイプライターのキーを叩くと、どうしても周りのキーにも触れてしまう。打ち間違いが多いのはそのためだろう。

生後六週間で親を亡くし一匹世界に投げ出された筆者(猫)は、人間の家に入り込み、人間をしつけ、家を乗っ取ることに成功した。どのようにして自分の魅力で人間を骨抜きにし、猫のプライドを保ったまま人間の家で快適な生活をおくるようになったのか。彼女の経験をこの世の猫たちに伝えるべく、本を執筆。つまり猫の猫による猫のための教科書だ。


人が猫をペットとして飼っているつもりでも、ほんとうは猫のために仕えているだけ。あの鳴き声(&声を出さないニャーオ)も、寝相も、毛づくろいも、人を魅惑するための計算された行動だったのだ。人は猫のしもべである。その認識を新たにする。

だけど、それでもそんな猫が大好きだ。
いつか私も小さなご主人様をお招きしてお仕えしたいな。



つしま文庫版には80枚を超える筆者(のモデル)と思われるツィツァの白黒写真が使われていて、どれもかわいいよ。



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