--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

西城秀樹のおかげです:みんなでホモろう!?

2004年12月21日 00:00

西城秀樹のおかげです 西城秀樹のおかげです
森 奈津子 (2004/11/09)
早川書房

この商品の詳細を見る


このなんともいえないSFらしからぬタイトルに興味を惹かれたことは否定できない。数週間前にbk1のSFランキングに登場したときから気になっていた。だから昨日近所の書店で見かけたとき、あんまり考えもせず手にとって買ってしまっていた。もし、どんな内容の本なのか事前に知っていたら、こんなに無防備には買いはしなかった。こんなに危ない本だと知っていれば、帽子を深くかぶりマスクをつけ、電車で15分ぐらい離れた大きな駅の巨大書店でほかの客にまぎれて購入したのに。帯に隠れて気が付かなかったけど、表紙の絵もずいぶんとあやしかったり。絶対あの帯は曲者だ。

この本は短編集である。どれもこれも、かなりエロかったりする。おまけにクィアだし。つーか後生だからこの本のあらすじとか聞かないでくれ。ああっ「後生だから」ってNGワードだった。うわぁ。


ということで、この本は人に薦められない。薦めてはいけない。薦めてしまったら私の品位がっ。唯一安全なのは「地球娘による地球外クッキング」だろうか。これは笑えた。必死で笑いをこらえて腹筋が痛くなった。万が一にでも爆笑して、家族に「何の本を読んでいるの」だとか「なにがおかしいの」とかいろいろと詮索されたら大変だからな。

「地球娘による地球外クッキング」は、SFを読まない人々を愚民とみなしている里紗と、同性と愛しあわない人々を愚民とみなしている吉田と、宇宙人を食べようとしない人々を愚民とみなしている美花子というとんでもない三人組が最高。
里紗から見れば、アシモフもヴァン・ヴォークトもブラッドベリもクラークもハインラインもディックも読んでいない奴はSFファンでないどころか、単なる愚民なのである。
いいね。私もこのくらい言い切れるようになれたらなぁ。・・・っと、その前にヴァン・ヴォークト読まなくちゃ・・・。
スポンサーサイト

ふわふわの泉:理系万歳

2004年12月20日 00:00

相変わらずギは馬鹿の一つ覚えで困ったもんだ。(ペットは飼い主に似るというけれど・・・)

さて。久しぶりにSF小説の読書記録兼レビューでも。

ふわふわの泉 ふわふわの泉
野尻 抱介 (2001/04)
エンターブレイン

この商品の詳細を見る


「ふわふわの泉」・・・この本の存在を知ったのは例によって例のごとく「SFが読みたい」で読者が選ぶベストテンにランクインしていたからだ。そのときの紹介文を読んで、ちょっと興味をそそられた。書店に行くたびに、この本がおいてあるかどうか一応確かめたりした。しかし、なぜかなかなか見つからない。そうこうしているうちに発行から三年過ぎていた。

少し話は飛ぶが、今年の夏、「トンデモ本? 違う、SFだ!」という、なんともそそられる題の本を買ってしまった。この本についてはいつかまたもう少し詳しく触れたいが、あの「と学会」会長の山本弘がとんでもないアイディアに満ち溢れたSFを紹介する趣旨の本だ。で、「トンデモ本? 違う、SFだ!」に「ふわふわの泉」について書かれていたのだ。

それまでは「書店で見かけたら買おう」程度に「ふわふわの泉」が読みたかったのに、それが「何が何でも読んでみたい」というレベルまで達してしまった。というわけでこの本を入手するためあらゆる手段を講じる羽目になったのだ。
近所の書店を隅々まで探し、行く先々で書店を巡り、古書を高頻度でチェックし、アマゾンで調べ、大型書店の在庫検索システムを利用し・・・。それでも、発行から三年経ったファミ通文庫という性質の所為かなかなか見つからなかった。本を手にする過程というのは、ほかの本にまぎれている状態から自分の目的の書を発見し確保するのが楽しいのである。だから私の主義に反するのを承知で最後の手段に出た。早い話が書店で注文して在庫を取り寄せてもらったのだ。そうして一週間後「ふわふわの泉」は無事私の所有物となった。

「ふわふわの泉」はひょんなことから空気より軽くダイヤモンドより硬い夢の新素材「ふわふわ」を発明してしまった女子高生のサクセスストーリーである。読んでみての感想は、ほぼ「トンデモ本? 違う、SFだ!」とだいたい同じだった。話の展開についていけないというか、中盤いきなり非現実的なものが脈絡もなく登場してしまったというか、ストーリーとして少し無理があるんじゃないかと思ってしまう。しかし、新素材ふわふわをどのように扱うか、という点はなかなかリアリティあふれ説得力があるように感じた。自由に加工できる「ふわふわ」を世の中の常識にとらわれず利用していくさまは実にわくわくする。まさか高校の化学クラブの実験からはじまる物語が、軌道エレベーターまで発展するとは・・・。ふわふわしているけど、ハードSFなんだろうな、これ。


さらにヒロインが魅力的。ものぐさで色気はないけど頭脳明晰、男言葉でしゃべる科学マニアのメガネっ娘という設定は理系人間のツボを突くものがある。
(トンデモ本? 違う、SFだ!)
に全面同意。


アマゾンには今のところ在庫がないようだ。価格が672円でユーズドが2000円って・・・。そんなに手に入りにくいのか?

SF音楽とテルミン

2004年12月13日 00:00

ついにギに三週連続投稿を許してしまった。おまけにFirefoxばっかり言ってるし・・・。設定を変えてもう少しこうさぎによる投稿頻度を抑えてみようか。・・・ってこれじゃなんの解決にもなっていない。要するに私がきちんと書かないと意味がないんだ。ということで気を取り直してSFの話を少し。

昨夜NHK BS2であなたがえらぶ映画音楽SF・サスペンス部門をやっていた。それを見ていたのだが正直期待はずれだった。そもそもSFとサスペンスを同じくくりにするのが間違っていると思う。私はSF映画はそれなりに見るけど、サスペンスなんてあんまり興味ない。古い白黒映画のやつなんか論外である。「SF・サスペンス」と銘打ってSFが先に来ているというのに、SF率が低いように感じられた。「2001年宇宙の旅」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「未知との遭遇」「スパイダーマン」「スーパーマン」「ゴジラ」「スターウォーズ」ぐらいしか取り上げていなかった。それなりに有名どころではあるのだが、私の好みではない。私だったら、「ターミネーター2」「ブレードランナー」「マトリックス」とかを選ぶのだが。「グレムリン」のテーマもなかなか面白くて好きかもしれない。

そんなわけでがっかりしていたのだが、番組の中で唯一興味を引かれたものがあった。その名も「テルミン」である。なんでもロシアの物理学者テルミンが考案した楽器らしい。こんな楽器の存在今まで知らなかった。装置がフィールドを作り出し、そこに手などをかざすとその手の位置によって装置から音が発せられるという代物である。演奏している様子はまるで指揮をしているようだった。こんなヘンテコな楽器があることも驚きだが、日本人にこの楽器の奏者がいることにも驚きである。いったいこんなもの日本のどこで習えるというのだろう。

このテルミン、考案者テルミンのことが映画にもなっているらしいので、機会があったら是非見てみたい。そのうちテルミンブームとか来るのだろうか。できることなら私もやってみたいななんて思ったりするのである。

http://theremin.asmik-ace.co.jp/

ググって見たらかなりヒットしたので、これまたびっくり。



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。