--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

プラネテス: アイコピーです

2005年06月22日 00:00

SFは紙媒体だけではもちろんない。ということで、今回はSFアニメの話。

最近友人にアニメを借りて見ているのだが、「プラネテス」もそんなふうにして借りて見たアニメの一つだ。プラネテスは週刊モーニングに連載されていた幸村誠の漫画が原作。NHKでアニメ化されて、今も再放送とかやっているらしい。

物語の舞台は西暦2075年。人類は宇宙にどんどん進出し、月都市や宇宙ステーションを作るまでにいたった。この時代、スペースデブリ、つまりは宇宙空間に残されたゴミが問題になっていた。地球を回る軌道に乗ってしまったデブリが引き起こす衝突事故は、大惨事に繋がる。宇宙空間での安全を守るためには、デブリの回収は必須である。そのため宇宙産業を主とする会社は「デブリ課」という部署を設け積極的にデブリの回収を行っている。

物語は、研修をおえた新人、田名部愛がテクノーラ社のデブリ課に配属されたところからはじまる。デブリ課という生産性のない社内のお荷物部署は、個性的な人物がそろう場所であった。デブリ回収員の星野八郎太、通称ハチマキを中心に、人間関係のドラマが展開され、人間が宇宙にどう向き合っていくかというテーマが追求されていく。




前半はデブリ回収を主としたハチマキたちの活躍の描写や、田名部とハチマキのややラブコメちっくな展開。しかし後半、物語はだんだんとシリアスにそして緊迫した空気に包まれていく。往復に七年もかかる木星循環船フォン・ブラウン号の乗員を選抜するための過酷な試験。宇宙防衛戦線を名乗る、人類の宇宙進出に反対する団体の引き起こすテロとの戦い。直面する生と死。

数々の障害を乗り越えて、ハチマキは、そして人類は更なる宇宙を求めて旅立ってゆく・・・。



と、まあ、こんなかんじで、なかなか描写がリアリティあふれていて良いアニメだった。SFアニメというと現実感が伴わないむしろファンタジーに偏ったアニメが多い中、プラネテスは確かな世界観を持っていた。


ちなみに、リシューがチェンシンに渡そうとしていたコンサートのチケットにはthereminと書いてあった(気がする)。そしてアニメで使用された音楽にもテルミンチックな音が混じってた。やっぱ宇宙とテルミンって同じイメージの延長上にあるのかな。

蛇足になるが、私の好きなキャラはフィーさん。クールな女性パイロットなのに、煙草が絡むとぶち切れて見境なくなるあたりがいい。


プラネテス公式サイト:http://www.planet-es.net/



さらに蛇足。アイコピーはI copyのこと。音声通信のときに、あいての言ったことがきちんと聴こえた、という意を伝える言葉。宇宙空間の無線という通信状態が悪くなるかもしれない状況では、ちゃんと互いの言っていることが伝わっているか確認しなくちゃいけないわけだ。
ただI copyはI runとかと同じようにそれだけで主語+動詞があって完結している。「アイコピーです」と「です」をつけると、「走るです」とかそういう間違った日本語になってしまう。
まあ「アイコピーです」は語呂がいいし、研修員の田名部愛は先輩のハチマキ達にですます調で喋ることが前提となっているから、細かい文法を気にするだけ野暮ってものか。

スポンサーサイト



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。