--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

チグリスとユーフラテス:惑星でただ一人 最後の子供の悲しき復讐

2004年08月30日 00:00

「チグリスとユーフラテス」の余韻に浸っている所為で、いつも以上に私の文体が新井素子の影響下におかれてしまったな。
チグリスとユーフラテス チグリスとユーフラテス
新井 素子 (1999/02)
集英社

この商品の詳細を見る


友人に先日私は「似非新井素子ファンだ」と言われてしまった。私としたことが、第二十回日本SF大賞を受賞した新井素子の長編小説「チグリスとユーフラテス」の登場人物の名前を失念していたのだ。読んだの二年前の夏だし、っていうのは言い訳にはならない。おまけに数日前に「チグリスとユーフラテス」の文庫版をブックオフで購入していたということが、悔しさに拍車をかけた。ということで、私は意地でも「チグリスとユーフラテス」を読み直したかったのだ。

それにしても新井素子は。ほんとに恐ろしい設定を作り上げる。よくこんなに不気味なことを思いつく。ちょっと想像してみるだけで背筋に冷たいものが走る。

以下あらすじとネタバレを含む予定。そういうのを気にしない人は続きをどうぞ。
[ 続きを読む ]
スポンサーサイト

いつか猫になる日まで:日向ぼっこしている猫にあこがれる。でも私はけして抜けられない獣道を選んだ。

2004年08月16日 00:00

いつか猫になる日まで いつか猫になる日まで
新井 素子 (2005/04/28)
集英社

この商品の詳細を見る

いつか猫になる日まで

今日、吉祥寺の駅周辺をうろついて、BOOK OFFを見かけたのでつい入ってしまった。そこで、ここ三年ぐらい探していた本を見つけた。新井素子の「いつか猫になる日まで」である。

この本は、私が新井素子にはまるようになったきっかけだった。五年程前、図書室でSFチックな本を漁っていたときに見つけた。背表紙に「SFコメディ」と書いてあったので手にとって見た。SFコメディってどんなものだかあんまり想像できなかったが、タイトルに猫がついていることもあって思わず借りて読んだ。

コレが面白かった。文体が新鮮だった。それからである。私が新井素子の本を片っ端から読み出したのは。新井素子の小説はほぼ全部読んでいると思う。本も結構所有している。

ただ。昔の新井素子の本は今結構手に入りにくい。ここ数年発行されたものならまだしも、私が生まれたころの本となると古本屋めぐりして集めるしかない。そういうわけで、はじめて私が読んだ新井素子の本である「いつか猫になる日まで」を私はずっと捜し求めていたのである。こういう本との出会いがあるから、出かけ先での古本屋めぐりっていうのはやめられない。

さて、すこし「いつか猫になる日まで」の内容に触れよう。

「一人は統率を司どる者。一人は情報。一人は技術。一人は生命。一人は攻撃。そして、今一人は切り札」

不思議な運命に導かれた六人の若者が、地球を守るためそして宇宙人たちの戦争を終結させるため、ハチャメチャな戦いを挑む。その戦いに圧勝した六人は、さらにとてつもなく強大な戦うべき相手がいることに気がつく…。


この小説に登場する森本あさみという娘はテレパスなんだけど、私的に結構気に入っている。大人びていて、お嬢様っぽくて、かっこいい(気がする)。人の心を覗く前に必ず断わり、そして左眼を細めるのだ。この娘とお知り合いになりたいね。

[追記]
2005年春新装版発売。



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。