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食卓にビールを

2008年06月15日 00:50

食卓にビールを (富士見ミステリー文庫)

食卓にビールを〈2〉 (富士見ミステリー文庫)食卓にビールを〈2〉 (富士見ミステリー文庫)
(2004/10)
小林 めぐみ

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女子高生で、人妻で、SF作家。そんなよくわからない設定の、好奇心旺盛な主人公はよくわからない宇宙と異星人を巻き込んだよくわからないあれやこれやに巻き込まれる。が、楽観的でマイペースで強運の持ち主である彼女の行く手をふさぐものはなかった。

と、書いてみたもののこれではこの作品のニュアンスがきちんと伝わっていない気がする。SF魂をくすぐるコネタと、ボケとボケ殺しの応酬と、なんちゃって無駄知識と、意表をつくぬるい展開・・・これらをごったまぜにして、最後に冷蔵庫から出したての冷えたビールできゅっと締める。そんな感じなんだと思う。

ちなみに作者は小林めぐみ。「ねこたま」とか「ねこのめ」を書いていた人。「ねこたま」は、つかみどころのない作品だなと思った。あえて言うなら、新井素子や大原まり子っぽい作家だと感じた。文体が新井素子よりで、世界観が大原まり子チックで。ところがどっこい「食卓にビールを」はぜんぜん作風が違う。いい意味で裏切られた。

全六巻の短編形式なので、あんまり前後のストーリー性とかはない。よくよく考えるとやっぱりつかみどころはないのかもしれない。そもそも主人公に名前がないあたりから、異世界が正常な空間に侵食してきている気がする。


それにしても、作品のネタが、妙に私のツボをつついてくるのがたまらない。

魔法使いが操ることのできる、世界を統べる四つの力。それは、4大元素たる火、地、風、水・・・ではなくって強い力、弱い力、電磁力、重力だったり。重力が大きい星、といえば界王拳だったり。


まあ、とりあえず気になった人は読むべし。
その上で口に合わなければ仕方ない。



ちなみに、残念ながら私はビールが好きではありません。宴会でももっぱらコーラ、コーラ、ウーロン茶。
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